20周年というスタートラインに立つ
サイオスは2017年5月、創業20周年を迎えます。節目の年に対する思いを、代表取締役社長の喜多伸夫が年頭所感として発表しました。
カルチャー2017年1月 5日
― 2017年5月23日の創業日に20周年という節目を迎えますね。
喜多:株式会社テンアートニとして設立以来、山あり谷ありの20年。ステークホルダーの皆様に支えられて、記念すべきこの年を迎えることができました。
― この20年で、グループは売上規模100億円の企業へと成長しました。
喜多:Fintech領域を含めたグループ全体でのシナジー効果が出てきました。しかし、事業全体で見ると、ようやくスタートラインに立ったという段階に過ぎません。私たちは、革新的なソフトウェアテクノロジーで価値を創造し、世界のIT産業に影響力のある存在「インフルエンサー」になることを目指しています。また同時に、「社会から信頼される存在となること」が重要な使命だと理解しております。
― その目標や使命に対する、2017年の施策とは?
喜多:弊社は、昨年末の取締役会で持株会社への移行を決議いたしました。これにより、以下のことを実現します。
・グループ戦略機能及びガバナンス・コンプライアンス機能の強化
・各事業会社の意思決定の迅速化による事業機会の拡大
・M&Aの加速
特にクラウドやAI、Fintechなどの技術領域を強化するため、M&Aを含めて、経営資源を集中的に投下していく方針です。
また、国内外を問わず新たな市場に目を向けています。多様な視点を持つ人材が組織を活性化し、成長を加速すると考えています。
昨年は、米国プレナスの「やよい軒(YAYOI)」第1号店がグランドオープンし、サイオスとプレナスの共同出資により設立された「BayPOS, Inc.」で開発した、効率的な店舗運営を支える IT システムが稼働を開始しました。サイオスにとっては異業種との新たな連携という大きなチャレンジであり、貴重な経験を蓄えることができました。
このように様々な領域・市場でチャレンジする仲間とともに、サイオスは20周年という新たなスタートラインに立ちました。ここから始まる2017年の取り組みにも、ぜひご期待ください。
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