サイオスとプレナスとの米国合弁会社 BayPOSのシステムが稼働開始
米国プレナスが海外に展開するレストランチェーン「やよい軒(YAYOI)」の第1号店がグランドオープン。同店は、サイオスとプレナスの共同出資により設立された「BayPOS, Inc.」が、店舗の効率的な運営のために開発した IT システムを導入しています。第1号店の模様をお伝えします。
テクノロジー2016年3月 7日
米国プレナスのレストランチェーン、 「やよい軒(YAYOI)」 第1号店がグランドオープン
3月4日(金)株式会社プレナス様(以下、プレナス)の米国子会社が運営する「やよい軒」1号店の「YAYOI Palo Alto店」が米国カリフォルニア州パロ・アルトにおいてグランド オープンしました。当日は日本式に神事が執り行われ、厳かな中で関係者がお店の繁栄を祈りました。
「YAYOI Palo Alto店」は、昨年6 月にサイオスとプレナスによる共同出資で設立された「BayPOS, Inc.」が、海外で展開する「やよい軒(YAYOI)」店舗の効率的な運営を目指して開発した、新たな IT システムが導入された初めての店舗です。
新しく開発されたITシステムは、昨年5月のプレスリリースで発表された通り、お客様に来店いただくためのオウンドメディアやモバイルアプリ等の仕組み、予約、来店後からメニュー選び、食事、会計、退店、その後のフォローまでITを活用した一連の顧客体験を提供するとともに、POSデータ連携、厨房内でのレシピの管理とスクリーン表示などをさまざまなデジタル機器を組み合わせ、店舗運営に必要な仕組みをトータルに提供してまいります。
システム開発を担当したサイオスグループ企業Glabio CEOでBayPOS CTO & CFOの栗原傑享(奥)から厨房内に設置されたタブレット端末の説明を聞くサイオステクノロジー株式会社 代表取締役社長の喜多伸夫(手前)
テーブルではタブレット端末でオーダーします。店内は和風・モダンな印象でまとめられています。
「YAYOI Palo Alto店」のグランドオープンは盛況で、新しく稼働した IT システムもフル稼働でその実力を発揮しました。米国「やよい軒(YAYOI)」の店舗は順次拡大され、これに伴ってBayPOSによる IT システムも導入が進んでいくことになります。
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