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サイオステクノロジーとScalar、複雑なシステム環境下での効率的なデータマネジメント実現に向け協業開始

2025年2月26日サイオステクノロジーテクノロジー

サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)と株式会社Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:深津航、代表取締役CTO:山田浩之、以下、Scalar)は、データの一貫性と完全性および真正性を担保した効率的なデータマネジメントサービスを提供するため、2025年2月から協業を開始することを発表します。
今後、両社はセミナー開催などのマーケティング活動および導入に向けた営業活動を共同で展開し、拡販を進めます。

【協業の背景】
日本の企業全体としてはDXの取り組みが年々増加しています。IPAの「DX動向2024」*1によると、「アナログ・物理データのデジタル化」や「業務の効率化による生産性の向上」のように比較的取組みやすい項目は成果が出ている割合が高くなっている一方で、「新規製品・サービスの創出」や「顧客起点の価値創出によるビジネスモデルの根本的な変革」は成果が出ている割合が低いという調査結果が出ています。企業のシステムやデータの運用管理は複雑化の一途をたどっており、どのような情報資産がどこにあるのか、どのように活用できるのかが管理しきれていないといった課題が散見されます。このような課題を解決するには、「データの一貫性」および「データの完全性と真正性(証拠性)」を担保したうえで、効率的なデータマネジメントを実現する必要があります。
サイオステクノロジーの「APIエコシステムデザインソリューション」、Scalarの「ScalarDB」および「ScalarDL」を組み合わせることで、複雑なシステム環境下にあるデータを効率的に管理し、開発サイクルを迅速化することが可能になります。両社は、サービスの提供を通じて、高品質で信頼できるデータサービスの利活用を目指すユーザーを支援します。

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図1 「APIエコシステムデザインソリューション」での取扱サービス一覧


【Scalar製品の特長】

*1 出典:IPA DX動向2024
https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/eid2eo0000002cs5-att/dx-trend-2024.pdf

*2 HTAP
トランザクション処理と分析処理を一つのプラットフォームでリアルタイムに処理できる次世代のデータベースアーキテクチャ。OLTPとOLAPの両方の機能を具備しており、これまで別々に扱われてきたデータ処理を統合することが可能。

■サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを原点とし、自社開発ソフトウェアおよびSaaSの販売とサービスを行っています。直近では、クラウドをはじめとするDXの技術領域に注力し、AIの活用支援や次世代を支える製品とサービスを提供しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

■Scalarについて
株式会社Scalarは、東京とサンフランシスコに拠点を持つ2017年に設立された日本発のグローバルスタートアップです。「データマネジメントの未来を創る」をミッションとし、異種複数のデータベースをまたがるトランザクションを管理し、分散したデータベース間の整合性の課題を解決する、分散トランザクションマネージャ「ScalarDB」とデータの真正性の課題を解決するデータ改ざん検知ソフトウエア「ScalarDL」の開発・販売をしています。
詳細情報は、https://www.scalar-labs.com/ja をご覧ください。

■お客様のお問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
APIソリューションサービスライン   担当:二瓶、佐藤
お問い合わせフォーム:https://mk.sios.jp/PS_API_Inquiry.html

株式会社Scalar
広報担当
E-mail:press@scalar-labs.com

■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120  Email:mktg@sios.com

株式会社Scalar
広報担当
E-mail:press@scalar-labs.com