サイオステクノロジー、米DataStaxの分散クラウドデータベース「DataStax Enterprise」日本市場でのライセンス販売および導入運用サポート開始
データベース設計や開発、運用、API集積データの利活用までをトータルサポート
2020年4月 8日サイオステクノロジーテクノロジー
サイオス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東京証券取引所 第二部:3744)の事業会社であるサイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)は、DataStax(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、CEO:Chet Kapoor)が提供するApache Cassandra™ *1を中核にした分散データベース『DataStax Enterprise』の日本国内におけるライセンス販売および導入運用サポートサービスの提供を開始しました。
【DataStax Enterpriseの概要】
DataStax Enterpriseは、Apache Cassandra™上に構築された無停止運用を可能とする全てのノード*2がアクティブな分散データベースです。
【DataStax Enterpriseの特長】
1.分散クラウドデータベースの特性を最大限に活かした高い機能性
パブリッククラウド、オンプレミスなど利用環境を問わず、高速かつ拡張性に優れたデータのハンドリングを実現
2.容易な開発から自律型のシンプルな運用管理までを実現
容易な操作性や自動化によって、初心者のDBA*3やDevOps*4要員でも熟練者のような運用管理が可能
3.サブスクリプションでの機能提供と充実したサポート
年単位・ノード単位のサブスクリプション形式で提供。また、運用まで一貫したサポートもご提案可能
【DataStax Enterpriseが求められる背景】
近年のビッグデータ利活用においては、データの柔軟性や即時性だけではなく耐障害性、応答性能、可用性など、より拡張性の高いデータベースが必須となります。大規模データの高速処理が可能なNoSQL*5型のデータベースとしてApache Cassandra™の利用が増加する一方、オープンソースであるApache Cassandra™を商用サービス基盤として採用する際の品質を担保するソリューションはこれまでありませんでした。DataStax Enterpriseはこうした課題を解決するソリューションとして、McDonald's、Cisco、 Sonyなどの先進企業を中心に採用が増加しています。
【背景および今後の展望】
GAFA*6、Uber、Airbnbなどに代表されるAPI(Application Programming Interface)を介したパートナーやユーザーとの連携、あるいはAPIエコノミーで新規ビジネスを創出する企業やサービスなどは、世界的にみても米国で先行して立ち上がっています。サイオステクノロジーでは、日本市場におけるAPIエコノミー需要に応えるため『APIエコシステムデザイン支援』サービスを2017年から展開しています。今回、DataStax Enterpriseを採用する事業者向けにデータベースの設計、開発、運用をトータルでサポートするソリューションを提供することにより、APIを通じて集積されるデータの利活用促進およびAPIを活用したデータ収集から集積、解析、利活用までをワンストップでサポートする体制が整います。サポート体制に関する詳細情報は、https://sios.jp/products/api/datastax/index.html をご覧ください。
DataStax Japan合同会社 責任者 矢尾昌幸は以下のように述べています。
「昨今、Big data、AI、BI toolsなど、新しいデータの活用が求められており、その際に多彩なデータを柔軟に扱えるNoSQL databaseへの移行を積極的にご検討されるお客様が増加しております。これらの潜在的な課題をお持ちのお客様に向けて、サイオステクノロジー株式会社との協業を通じてDataStaxのソリューション、技術力をご提供させて頂くとともに、今後更に増加するハイブリッド、マルチクラウド環境へのソリューションのご提供を目指してまいります」
サイオステクノロジー株式会社 上席執行役員 黒坂肇は以下のように述べています。
「APIエコシステムデザイン支援サービスとして、5.0G時代の幕開けとともにより大量のデータを高速に処理するニーズが高まると予想される、金融、製造、輸送、広告、コンテンツ、XaaSなどの事業領域で、APIエコシステムの実現を目指す企業、機関向けに、API管理、サブスクリプション収益モデルの確立に加え、新たにビッグデータ管理も含めたワンストップソリューションを提供してまいります」
*1 Apache Cassandra™
2007年、Facebook社のエンジニアによって開発された後、Apache Software Foundation のプロジェクトとなったオープンソースの分散データベース管理システム。
*2 ノード
「結び目」や「中心点」という意味の単語で、ネットワークの接点、分岐点や中継点などを意味する。
*3 DBA(Database Administrator)
データベースの構築、保守運用を行うデータベース管理者。
*4 DevOps
"Development"(開発)と"Operations"(運用)の略語を組み合わせた造語。開発担当者と運用担当者が連携して協力する開発手法。
*5 NoSQL(Not only SQL)
関係データベース管理システム以外のデータベース管理システムを指すおおまかな分類語。
*6 GAFA
Google・Amazon・Facebook・Appleの4社を指す。いずれも、ITを使った各種サービスの共通基盤になるインフラを提供。
■DataStaxについて
DataStaxは、日々新しいイノベーションが起こり急速に変化する世界で、企業が競争に打ち勝つための支援を行います。当社は、オンプレミス、ハイブリッドおよびマルチクラウドにおける経験豊富なパートナーとして、分散型データ管理製品とクラウドサービスを一式で提供しており、当社サービスをご利用頂くことで、企業は競争に打ち勝つための魅力的なアプリケーションの開発が手軽に行えるようになります。
あらゆるクラウド環境に対応した最新のアプリケーション開発のために、Capital One、Cisco、Comcast、 Delta Air Lines、eBay、Macy's、McDonald's、Safeway、SonyやWalmartなど400社以上もの世界的なリーディングカンパニーが、当社サービスを利用しています。
詳細情報は、https://www.datastax.jp/ をご覧ください。
■サイオスについて
サイオスは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア、AI、クラウド、金融技術に卓越した強みを有するテクノロジー企業群を子会社に持つ東証二部上場の持株会社です。「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をグループミッションに、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に貢献してまいります。
詳細情報は https://www.sios.com をご覧ください。
■サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。
これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は https://sios.jp をご覧ください。
■お客様のお問い合わせ先 (記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
プロフェッショナルサービス事業企画:二瓶、藤嶋
TEL:03-6401-5190 Email:api-info@sios.com
DataStax Japan合同会社
日本担当営業:矢尾、木本
TEL:03-6386-3771 Email:info-jp@datastax.com
■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120 Email:mktg@sios.com
株式会社井之上パブリックリレーションズ
サイオスグループ担当:藤井、妹尾、横田
TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305 Email:sios@inoue-pr.com