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サイオステクノロジー、サブスクリプションビジネス支援プラットフォーム「SIOS bilink(サイオス ビリンク)」の提供を開始

従量計算自動化により労働生産性向上、 毎月の課金や原価配賦、レベニューシェア等の計算が不要に

2019年6月20日サイオステクノロジーテクノロジー

 サイオス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東京証券取引所 第二部:3744、以下「サイオス」)の事業会社であるサイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下「サイオステクノロジー」)は、サブスクリプション(利用量に応じた従量課金) ビジネスを支援するプラットフォーム「SIOS bilink(サイオス ビリンク)」のβ版を本日より提供開始します。



bilink_概要図.png※「SIOS bilink(サイオス ビリンク)」リカーリングルールエンジン サービスイメージ



【サービス概要】
 「SIOS bilink」は、あらゆるサブスクリプションビジネスを支援するプラットフォームサービスで、「リカーリングルールエンジン」「データ、システム連携基盤」「収益最大化支援」の構成となります。
 このたび発表するβ版ではその第一段階として「リカーリングルールエンジン」に対応します。本サービス導入により、毎月の煩わしい課金や原価配賦、レベニューシェア等の計算が不要となり、事業者のサブスクリプション型ビジネスへの移行負荷を軽減、労働生産性向上を実現します。

【サービスの特徴】
1. 「欲しい機能だけを」「リーズナブルに」提供
 個々のサブスクリプション事業者の状況に応じて、「欲しい機能だけを」「リーズナブルに」提供。

2. データハブ機能の強化
 システム間連携において新規、追加など柔軟な運用を可能とするデータハブの機能を特に強化。

3. APIとGUIに対応
 API(Application Programming Interface)とGUI(Graphical User Interface)を提供。

4. SaaS版とオンプレミス版の選択可能
 最新のマイクロサービス技術*1を採用することにより、同一パッケージでありながら、個々の事業者の要件に応じ、SaaS(Software as a Service)版とオンプレミス版の選択が可能。SaaS 版では、サービスの安定的な提供や今後のグローバル展開を支えるため、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」*2を採用。

5. OEM提供も可能
 事業者の自社サービスの機能として組み込み、利用可能。

【今後の展開】
 β版をご利用いただくお客様の個々のニーズに対応するとともに、サブスクリプションビジネスの事業推進に役立つ収益予測、価格設定の最適化などの機能を進化、拡張していく予定です。将来的には、サイオステクノロジーが提供するIT運用分析ソフトウェア「SIOS iQ」で培った機械学習のノウハウを組み合わせてサービスのさらなる精度向上に取り組んでいきます。

【売上目標】
2023年12月末までに10億円

【直近の主な導入予定先】
・大手コンテンツプロバイダ事業者(本年10月より利用開始予定)
・大手通信事業者(本年末より利用開始予定)

【利用料金】
個別見積りによる

【開発の背景】
 近年、Apple MusicやNetflixのように、サービスを使った分だけ支払うサブスクリプション(利用量に応じた従量課金型)のサービスが急増しています。そうしたなか、多くの企業が自社のビジネスモデルをサブスクリプション型へ移行しようと試みていますが、転換時には 「顧客・サービス毎の複雑な課金計算の管理・運用」「顧客管理・請求管理等の既存システムとの連携」「収益モデルのシミュレーション管理」などの課題があります。サイオステクノロジーは自社の取引先企業のニーズを含むこれらの課題を受け、安価かつ汎用化されたソリューションのニーズに応えるべく、サブスクリプションビジネス支援プラットフォームとして本サービス開発に至りました。


 日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 パートナー事業本部 パートナー技術統括本部 統括本部長 細井 智 様より本サービス提供開始にあたり以下のコメントをいただいています。
「日本マイクロソフトは、サイオステクノロジー様の「SIOS bilink(サイオス ビリンク)」のβ版の提供開始を心より歓迎いたします。多くの日本企業が自社のビジネスモデルをサブスクリプション型へ移行しようと試みるなかで、課金計算の管理を初めとする各課題への対応が求められていますが、SIOS bilinkの利用によってお客様の各課題が解決し、サブスクリプションビジネスが円滑に推進されることを大いに期待しています。本サービスのSaaS版においては、マルチテナント環境としてMicrosoft Azureを利用いただくと共に、Azureパートナー、ユーザーへの本サービスの利用を促進することを通じて、今後も日本マイクロソフトは、サイオステクノロジー様と共にお客さまの事業の発展に貢献してまいります」

 サイオス株式会社 代表取締役社長 喜多伸夫は以下のように述べています。
「新規事業や新しいビジネスモデルの創出を目指すデジタルトランスフォーメーションの必要性がますます高まり、サブスクリプションビジネスで顧客との継続的な関係構築を重視する企業が増えています。SIOS bilinkをご利用いただくことで、サブスクリプション型ビジネスへの移行企業の収益性および労働生産性向上に貢献してまいります」


 サイオステクノロジーは、APIを介してつながるサステナブルなエコシステムの形成を通じて、『創造性あふれる社会』の実現を支援するソリューションを提供してまいります。


*1 DockerおよびAzure Kubernetes Serviceを採用。
*2 Microsoft Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。


■サイオスについて
 サイオスは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア、AI、クラウド、金融技術に卓越した強みを有するテクノロジー企業群を子会社に持つ東証二部上場の持株会社です。「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をグループミッションに、イノベーションによって人々の課題を解決し、より良い社会の実現に貢献してまいります。
詳細情報は、https://www.sios.com をご覧ください。

■サイオステクノロジーについて
 サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、自社開発ソフトウェア製品の販売とサービスの提供を行っています。直近では、AI(人工知能)、クラウドコンピューティングの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスの提供を開始しています。
 これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

※ Linuxは、Linus Torvalds の商標です。
※ その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。

■お客様のお問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
プロフェッショナルサービス事業企画部 担当:二瓶(にへい)
TEL:03-6401-5190
お問い合わせフォーム https://mk.sios.jp/SIOS_bilink_Inquiry.html

■報道関係者からのお問い合わせ先
サイオス株式会社
広報
TEL:03-6401-5120  Email:mktg@sios.com

株式会社井之上パブリックリレーションズ
サイオスグループ担当:藤井、妹尾、横田
TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305 Email:sios@inoue-pr.com

※SIOS bilink サービスロゴ

bilinkロゴ.png