サイオス、複合機向けアプリケーション「Quickスキャン V4」の提供を開始
名刺や書類などの紙媒体情報をデジタルデータ化、業務の効率化を推進。大塚商会が導入支援、保守サービスとともに販売
2016年1月21日サイオステクノロジーテクノロジー
サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、東証二部:3744、以下、サイオス)は、株式会社リコー(本社:東京都中央区、社長執行役員:三浦善司、東証一部:7752、以下、リコー)の複合機向けアプリケーションソフトウェア「Quickスキャン」の新バージョン「Quickスキャン V4」を1月25日より提供開始します。
「QuickスキャンV4」はサイオスが製品を開発し、株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 裕司、東証一部:4768、以下、大塚商会)が導入支援サービスおよび保守サービスとともに販売します。価格は「QuickスキャンV3」から変更無く70,000円(税別)で提供されます。
「Quickスキャン V4」は、現在提供されている「Quickスキャン V3」の機能を「MultiLink-Panel 搭載RICOH MP シリーズ」および「MultiLink-Panel 搭載RICOH MP Cシリーズ」に搭載されている10.1インチWSVGA大型フルカラータッチパネルMultiLink-Panelでより使いやすいように強化・改良したもので、企業内で頻繁に使用する名刺情報を自動的にデータベース化する機能、業務文書などの紙媒体の情報をデジタルデータ化する機能、書類の真正性を担保するタイムスタンプ機能*、さらに他のオフィス機器やドキュメント管理システム等とシームレスに連携する機能などが搭載され、オフィス内の紙媒体情報のデジタル管理化による効率的で安全な運用を強力にサポートします。「Quickスキャン V4」の概要、新機能、利用イメージ(図1)については別紙をご参照ください。
* タイムスタンプ連携機能は2016年3月に搭載予定です。
<パートナー企業様からの賛同文>
この度の発表に際して株式会社大塚商会様より賛同文をいただいております。
株式会社大塚商会 取締役兼常務執行役員 矢野 克尚 様
大塚商会は、この度の「サイオス、複合機向けアプリケーション『Quickスキャン V4』の提供を開始」の発表を歓迎いたします。多様化するワークスタイルの中、お客様が普段活用いただいている複合機も業務改善に重要な役割を果たすことになります。今回の「Quickスキャン V4」により、お客様にさらに複合機を活用いただき、業務改革ができると確信しております。さらに今年は、マイナンバーの運用も開始となります。手書き帳票へマイナンバーの当て込み印字が可能な当社「らくらくマイナンバー対応システム」へスキャンして取り込むための複合機アプリケーションとしても活用できます。今後もサイオステクノロジー様と協業し、お客様の課題に対し最適なソリューションを提案して参ります。
■サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアの開発と利用を軸に、OS(基本ソフトウェア)、サーバー、Webアプリケーション、クラウドコンピューティング、ビッグデータに関わるソフトウェア製品とサービスの提供を行っています。直近では急速に進展するITインフラ仮想化を支えるため、機械学習機能を搭載したIT運用分析ソフトウェアSIOS iQを開発し、提供を開始しました。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在、「インフルエンサー」となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、www.sios.com および sios.jp をご覧ください。
※SIOS iQはサイオステクノロジー株式会社の登録商標です。その他記載の会社名および製品名は、各社の商標もしくは登録商標です。
■お客様のお問い合わせ先 (記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
SIOSApps事業企画部
電話 : 03-6401-5115
お問い合わせフォーム:https://sios.secure.force.com/webform/mfpwebform
■お問い合わせ先
サイオステクノロジー株式会社
広報
電話 : 03-6401-5120
お問い合わせフォーム:https://mk.sios.com/SIOS_Inquiry.html
サイオステクノロジーPR担当 (井之上パブリックリレーションズ内)
担当:横田
TEL:03-5269-2301 FAX:03-5269-2305
Email: sios@inoue-pr.com
【別紙】
■「Quickスキャン V4」の概要
名称 :「Quickスキャン V4」
対応機種:「MultiLink-Panel 搭載RICOH MP シリーズ」および「MultiLink-Panel 搭載RICOH MP Cシリーズ 」
価格 :70,000円(税別)
※別途、設定指導料・保守料がかかります。
※「やさしく名刺 Ver.14.0 for Quickスキャン」、「やさしくPDF Ver.9.0 for Quickスキャン」、「e.Typist Ver.15.0 for Quickスキャン」、「Ridoc Desk Navigator V4」をご利用になるには別途契約が必要です。
※タイムスタンプ機能は、オプションです。
■「Quickスキャン V4」に搭載された新機能
1. 「やさしく名刺Ver.14.0 for Quickスキャン」連携機能
- 最大16枚の名刺を一度にまとめて読み取り、社名や氏名等の文字情報を認識してデジタルデータ化し、自動的にデータベースを作成することができます。
- 読み取った名刺情報の管理、修正、追加も簡単に行えます。
- データベース保護・閲覧制限・アクセスログ機能を搭載しているので、アクセス権限保有者以外は情報の閲覧や複製ができず、情報漏洩や不正な複製を防止することができます。
- 読み取った名刺情報をはがき作成ソフトや顧客管理ソフト等でも利用できます。
2. 「やさしくPDF Ver.9.0 for Quickスキャン」連携機能
- 手書きで記入・作成されていた定型フォームや帳票などの紙媒体情報を読み込み、デジタルデータ化してパソコン等から直接文字、数値を入力できるようになります。入力したデジタルデータはPDFファイルとして保存・管理することができます。
3. 「e.Typist Ver.15.0 for Quickスキャン」連携機能
- スキャンして読み取ったさまざまな紙媒体情報を一旦、画像データとして取り込み、テキストデータなどの再利用可能なデジタルデータに変換することができます。
- この機能により、紙媒体に印刷された文書をMicrosoft Wordデータに変換、また住所録や表などの印刷物をMicrosoft ExcelデータやCSVファイルに変換することができます。PDFファイルをMicrosoft Wordデータに変換することも可能です。
4. タイムスタンプ連携機能
- タイムスタンプ連携機能は、電子化された文書ファイルでの保存が法的に認められるようになったe-文書法改正に対応した新機能です。
- デジタルデータに変換された書類等の情報の真正性を担保するためにタイムスタンプを付加することができます。
- タイムスタンプに書き込まれた暗号情報により書類が改ざんされていないことを証明することができます注1。
(注1 タイムスタンプ連携機能は2016年3月に搭載予定です)
5. 「Ridoc Desk Navigator V4」連携機能
- 複合機などのオフィス機器やドキュメント管理システム等とシームレスに連携するリコーが提供するポータル・ソフトウェア「Ridoc Desk Navigator V4」と連携することが可能です注2。
- この機能により、デジタルデータ化された情報を社内ネットワーク上の個人ホルダーに様々なファイル形式で保存、また保存されている情報を異なるファイル形式に変換することなども可能です注3。
(注2 「Ridoc Desk Navigator V4」は、バージョン4.1.1以上が必要です。)
(注3 読み込んだ情報を保存する際のファイル形式はスキャナー設定ではTIFF / PDF〔マルチページ〕、クリアライトPDF〔マルチページ〕が選択でき、OCR設定ではMicrosoft Word、Excel、PowerPoint、テキスト付きPDFが選択できます。【配信済原文より訂正】)
■「Quickスキャン V4」 新機能の利用イメージ(図1)