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同じ目標に向かって進む仲間とともに #1

米国事業会社SIOS Technology Corp.(STC)で、ハイアベイラビリティ(高可用性)ソリューションの開発に携わるエディー・ウィリアムズ(Eddie Williams)さんとブレット・バーウィック(Brett Barwick)さんに、STCでの働きがいを尋ねました。

カルチャー2024年11月20日

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STCとの出会いとキャリア

―― STCで取り組まれていることを教えてください。
エディー:私はSIOS Technology Corp.(以下、STC)でLinuxアーキテクトおよびリードデベロッパー(Linux Architect and Lead developer)として、ハイアベイラビリティ(高可用性、以下HA)を実現するソリューションの開発に携わっています。2024年7月、あるクラウドベースのセキュリティ製品の不備により大規模なシステム障害が発生し、世界中の企業活動や顧客サービスが混乱に陥った出来事は記憶に新しいと思います。オンプレミスでもクラウド環境でも、システム障害が起きるリスクは常にあります。しかしビジネスやサービスは継続しなければなりません。私たちは変化するお客様の環境やニーズに合わせてLifeKeeperやDataKeeperなどのHAソリューションを進化させるために、常に挑戦し続けています。

ブレット:私はプリンシパルソフトウェアエンジニア(Principal Software Engineer)およびSTC API/GUIチームのチームリード(Team Lead)として、Linux向けのLifeKeeperおよびDataKeeper製品の開発を担当しています。私たちは、よりユーザーフレンドリーな製品を目指し、各社のクラウドサービスで稼働するHAソリューションを一元管理するウェブアプリケーションの新機能実装やバグ修正などに取り組んでいます。このアプリケーションは、さまざまなシステムの運用状況を一目で確認できるダッシュボードのような役割を果たします。


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米国事業会社 SIOS Technology Corp. Principal Software EngineerのBrett Barwickさん(左)とSenior Principal Software EngineerのEddie Williamsさん(右)

―― STCに入社されたきっかけや動機を教えてください。
エディー:私はもともとNCR Corporation(以下、NCR)でLinuxやSolaris向けのSCSIドライバーやストレージの開発を行っていました。NCRの事業の一部を買収したSteelEye Technology, Inc.(以下、SteelEye)に移籍した2000年以降は、Linuxに対応するLifeKeeperの開発に従事し、主にストレージおよびそれと連携する領域の開発を手がけてきました。SteelEyeは2006年にサイオスグループの傘下に入り、2010年に社名を現在のSTCに変更しています。
2011年、STCでの仕事が一区切りつき、新たなキャリアを求めて別のソフトウェア開発企業に移りました。しかし、2018年になると、その企業に合併話が持ち上がり、今後の身の振り方を思案するようになりました。そのような時期に、STCから新規開設のオフィス見学会に招待されました。見学会に参加すると、顔なじみの元同僚から「STCに戻って来ないか」と声をかけられました。家族とも話し合い、私は2018年に再びSTCへ戻ることを決めました。ちょうど新たなHAソリューションの開発が始まるタイミングでした。STCに戻ってからは、DataKeeper for Linuxの機能追加などに注力しています。

ブレット:私は2012年に数学の博士号を取得し、サウスカロライナ州の大学で数学の教授を務めていました。授業の準備だけにとどまらず、大学運営にかかる業務もあり、多忙な日々を過ごしていました。6年間教壇に立ちましたが、子どもが生まれたことをきっかけに、ワークライフバランスのことを考えるようになりました。私は若いころからずっとコンピューターサイエンスとソフトウェアエンジニアリングに興味を持っていたので、サウスカロライナ州にあるIT企業への転職を目指すことにしました。仕事を探す中で、STCで機械学習の知識を持つ人材を募集しているのを見つけて応募し、無事に入社することができました。(#2に続く


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