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2022年5⽉に迎える設⽴25周年 サイオスグループの事業戦略と新コーポレートロゴを発表

2021年12⽉8⽇、サイオスグループの事業戦略発表会がオンライン開催されました。2022年5⽉に控えた設⽴25周年に先⽴ってサイオス株式会社代表取締役社⻑の喜多伸夫がサイオスグループのこれまでの歩みと今後の事業戦略、新たなコーポレートロゴマークに込めた思いを述べました。

カルチャー2021年12月17日

OSS の普及とともに成長したサイオスグループの四半世紀

サイオス(SIOS)という社名は「SIOS is Innovative Open Solutions」というキーメッセージに由来しています。
「サイオスグループは、オープンソースソフトウェア(OSS)を活用したシステムインテグレーションを原点とし、社会課題を解決するソフトウェア&SaaSを提供するテクノロジー企業群を構成しています。サイオスグループはオープンソースの発展、普及と共に育ってきたと⾃負しています」(喜多)

1999年にはレッドハット株式会社との提携を発表します。やがて企業におけるLinuxをはじめとするOSSの導⼊が拡がり始めました。サイオスグループでは、並⾏してM&Aなどを通じて事業基盤の拡充も進めました。ただ2008年9⽉のリーマン・ショック以降は市場の低迷により収益が伸び悩む時期を経験しました。しかし2010年をボトムとして増収基調に転じます。この間、SaaS領域を含む戦略的な事業強化を推進してきました。さまざまなサービスとの連携や各社とのパートナーシップも積極的に⾏なってきました。2021年4⽉にはグループ会社の再編を完了し、2021年12⽉期におけるグループ連結売上⾼は157 億円を突破する⾒通しです。

設⽴ 25 周年の節⽬に向けて新たなコーポレートロゴを発表

新旧ロゴ.jpg
現コーポレートロゴマーク(左)と新コーポレートロゴマーク(右)

サイオスグループでは、設⽴25周年の節⽬にコーポレートロゴマークをリニューアルすることを決定しました。
「新しいコーポレートロゴマークは、サイオスグループのミッションである『世界中の⼈々のために、不可能を可能に。』を実現するさらなる成⻑発展に向けた決意の表明です。現在のコーポレートロゴマークのデザインはサイオスの『眼』をモチーフとしています。その眼は常にイノベーティブに時代と技術を⾒据える洞察⼒を表します。新ロゴマークではそのコンセプトを受け継ぎ基調としながら、さらに『∞(無限⼤)』のイメージを加えました。これは⼀⼈ひとりが⾃らの⼒を最⼤限に発揮し、成⻑し続ける無限の可能性を表現するものです」(喜多)

新ロゴマークの左側にある⼤きさと形の異なるシンボルグラフィックはサイオスグループが重要視する多様性を表します。
「我々の⽣きる世界は多種多様な⼈たちの集まりです。⼀⼈ひとりの違いを認めてお互いに尊重し、強みとして⽣かしあう。それによって新たな未来を作り出そうという思いをこのデザインに込めています」(喜多)

2022年度以降の事業戦略

「コロナ禍を経験し、組織にとって必要不可⽋なものが2つ明らかになりました。それは突発的な危機的状況に直⾯した際の適応能⼒(レジリエンス)と、俊敏性(アジリティ)です。その実現にはデジタル技術を活⽤したビジネスモデル変⾰(DX)が必須です」と、喜多は述べました。

サイオスグループでは企業・団体の DX の実現を⽀援する SaaS ソリューションを開発・提供しています。その全体像や強みについて、サイオステクノロジー上席執⾏役員SaaSビジネスストラテジストの瀧下浩が解説しました。瀧下の解説は、後編でお伝えします。

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