2024年賀詞交歓会を開催、デジタル技術がもたらす未来を考える
2024年1月23日、サイオスグループの賀詞交歓会がオンラインで開催されました。第一部でデジタル大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 衆議院議員 土田慎様の基調講演、第二部でパネルディスカッションを行いました。
カルチャー2024年2月27日
土田様の基調講演では、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を:デジタル庁のご紹介」と題してご講演いただきました。
はじめにデジタル庁の組織構成と社風ならぬ庁風を紹介いただきました。続いて、デジタル庁はどのような社会を実現させることを目指しているのか、なぜDX(Digital Transformation)に取り組む必要があるのか等、事例を交えながら多岐にわたってお話しいただきました。また、参加している社員との対話を大切にしたいとの思いから、Q&A機能に寄せられた質問を適宜織り交ぜながらの進行となりました。
講演の最後には、デジタル庁の一番の目標について語られました。「デジタル庁の一番の目標は、人口減少社会にしっかりと対応できる省力化した効率の良い日本を作っていくことだと思っています。そのために用いるデジタル技術は、新産業としてのデジタル分野をしっかり追っていくことはもちろん必要ですが、最先端のデジタル技術だけでなく、国民の一人ひとりが気づいたらデジタル技術を使っていたという社会を作っていくことだと思います。そのようなサービスを提供できるよう、職員一同、懸命に取り組んでいます」(土田様)
写真:左から、キャスター・ジャーナリスト 長野智子様、弊社 代表取締役社長 喜多伸夫、デジタル大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 衆議院議員 土田慎様、株式会社デジタルガレージ 共同創業者 取締役 兼 学校法人千葉工業大学 学長 伊藤穰一様
続くパネルディスカッションでは、基調講演を行っていただいた土田様、株式会社デジタルガレージ 共同創業者 取締役 兼 学校法人千葉工業大学 学長 伊藤穰一様、サイオス株式会社 代表取締役社長 喜多伸夫の3名をパネリストに迎え、キャスター・ジャーナリストの長野智子様にモデレーターを務めていただきました。基調講演のお話を踏まえて、日本のデジタル行政の取り組みや私たちの生活がデジタル技術によってどのように変わっていくのか等をめぐって議論が交わされました。
Web3(ウェブスリー)やDAO(Decentralized Autonomous Organization:分散型自律組織)などの新たな技術によって社会変革がどのように起きて世の中がどのように変わるのか等、非常に興味深い内容で多くの学びの場となりました。また、社員との質疑応答も活発に行われ、盛況のうちに終了しました。
「世界中の人々のために、不可能を可能に。」をミッションとしているサイオスグループ。変革の担い手として大いに刺激を受ける示唆に富んだ貴重な講演とパネルディスカッションでした。